天城を食す!体験レポート
皆さん、こんにちは。
維新エンターテインメントの企画・営業担当のuniと申します。
先日、僕の地元にほど近い、静岡県伊豆市・天城で開催された
「天城を食す!旅する!天城ガストロノミーツーリズム」に参加してきたので、
今回はそのレポートをお届けしたいと思います。


ガストロノミーとは、フランス語で「美食学・美食術」の意味。
その土地の気候風土が生んだ食材、習慣、伝統、歴史などによって育まれた食を楽しみ、
旅することをガストロノミーツーリズムといいます。
※静岡県Webサイトより引用
今回のメイン会場は、「弘道寺」という曹洞宗のお寺で、お堂の中に椅子やテーブルがセットされ、
給仕係の皆様が順番に、地元のお料理やお酒を運んでくるという何とも趣深いスタイル。
このお寺は、江戸後期に伊豆・下田に赴任した初代米国総領事タウンゼント・ハリスが、
その翌年、あの日米修好通商条約の締結に向け江戸に向かう際に宿泊した場所とのこと。
そのお部屋を見学することもできました。




この食事会の前に近くのわさび田や棚田に見学に行くミニツアーや
お寺での瞑想体験(いす坐禅)が行われました。
残念ながら僕は途中参加だったのでわさび田は見られませんでしたが、
その後行った棚田では、ここで収穫されたという茹でたてのニンジンをいただきました。
めちゃくちゃ甘くて美味しかった!

食事会のお品書きはこんな雰囲気でまさに天城フルコースという感じ。

「山葵」(ワサビ)の文字がかなり沢山あると思いますが、天城といえばやはりワサビが有名ですよね。
僕は辛いのがちょっと苦手な口なので、ワサビづくしでどうしよう…と内心思っていたんですが、
恐る恐る食べてみるととてもマイルドな口当たりで、とても美味しくいただくことができました。
また、お刺身と一緒にワサビの葉や花もいただくことができました。
いずれもしっかりワサビの味!(もしかしたらワサビそのものより辛かったかも?)
それから伊豆市内の地酒、ワイン、地ビールもふんだんに振る舞われました。
僕は車で来たので残念ながら現地では飲めませんでしたが、
お土産にベアードビールの瓶を1本包んでいただけました。
肉は天城シャモやジビエの鹿や猪、魚は川魚のアマゴやウナギに金目鯛、他にも各種野菜類やシイタケ、
それからズガニ(モクズガニ)や白枇杷茶といった隠れた地元の名物などもありまさに伊豆づくし。



それぞれの生産者さんやシェフのお話に耳を傾けながら一つ一つのお料理やお飲み物をいただくという趣向で、
新しいお品が届くたびに「いただきます」と手を合わせたくなるような贅沢な時間でしたし、
天城の食を知るまたとない貴重な機会になりました。


僕は色々な地域の名所や街を旅するのが好きなんですが、
それぞれの地元の食を味わうことで、その土地へのさらに深い理解や学びが深まるのだと思います。
今回は僕自身の地元にも近い伊豆・天城の食を堪能しましたが、
改めて地元を見つめる機会になったし、また他の様々な土地のものを味わってみたくなりました。
ちなみに当日の様子が地元の新聞にも載りました!(僕も写真左後方にちょっとだけいます…笑)
詳しい内容はこちらの記事をご覧ください!


また、美味しい食体験に出会えた時には筆を執りたいと思います。それでは!
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