
おめでとうございます!
あなたは迷宮トランプ王国から脱出することができました!
バラのアーチを抜けたとたん、ジェリーたちは足下がくずれる感覚に襲われた。
「うわわわわ!お、おとしあなだぁぁ!!」
しばらくの間、穴を転げ落ちていた。
上も下もわからなくなって、泣きそうなのをこらえるために、ジェリーは目をつぶった。
つぎに目を開けるとそこにあったのは、書類の山。
ジェリーのちいさな探偵事務所だ。デスクには冷めたコーヒーと、ねぼけた目をしたメロン。
ジェリー「ん…?あれ?…トランプ兵は?女王の城は?」
メロン 「俺も同じ夢を見ていた気がする。…いや、あながち夢でもないかもしれないぜ」
メロンはジェリーの腰元をチラリと見やる。
トランプ模様の入った懐中時計の針は、どこか知らない世界を指したまま止まっていた。

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