
おめでとうございます!
不思議な美術館からの脱出に成功しました!
ジェリー「やった!色が無くなってしまった絵画に色が戻ったぞ!」
すると、いままでの不気味で冷たい空気が、すぅーっと絵画に吸い込まれ、美術館は優しく温かい空間に戻っていく。
美術館から出ると、館長が出迎えてくれた。
ジェリー「館長どこ行ってたの?大変だったんだよ!」
館長「いやあ、すまない。君たちが閉じ込められていたとは知らず、私も倉庫で探しものをしていたんだよ。君たちがこの大切な絵に色をとりもどしてくれたんだね。ありがとう。」
ジェリー「でも、なんでこの空の絵が大切なものだったの?」
館長「実はこの絵は、私の孫が私のために描いてくれた作品だったんだよ。それから倉庫でこんなものを見つけたんだ。」
ジェリー「これは絵の具?」
館長「そう、これは魔法の空色の絵の具と言ってこの元々作品にも使われていたんだ。この絵の具で描いた空は時間に合わせて色が変わるんだよ。しばらく倉庫の中で眠っていたものなんだが、もしかしたら、この絵の具が探し出してくれと、不思議なことをしてしまったのかもしれないなぁ」
ジェリー「そんなこと、あるの?」
館長「さすがにそこまではわからないが、あの絵画にも色が戻って美術館にも元気が戻ったから、これでまたお客さんを喜ばせられそうだ。この魔法の絵の具は、キミたちにプレゼントするよ。」
ジェリー「これはすばらしい!さっそくこの絵の具で私もお絵かきをするぞ!」
そう言って何かを描きあげたジェリー。しかし何の絵なのかさっぱりわからず館長は
館長「これは・・・なんの絵だい・・・?」
ジェリー「え、見てわからないの?この私、ジェリーの自画像だよ!しかも空色の絵の具で描いたジェリーなんて、どこにもないからね。じゃあ館長さん、この絵をプレゼントするから、この美術館に飾ってよ!」
館長「ああ・・自画像なんだね・・・。でもこれはジェリーが持ってた方がいいんじゃないかな・・・」
ジェリー「確かにそうだ!じゃあこの絵もいただいていくね!」
そう言って満足そうなジェリー。
こうして、美術館に無事平穏な日々が戻ったのでした。

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